介護未満の親の見守りに便利|意外と手軽にできる「スマートホーム」とは

物忘れが多くなり、習慣でやっていたことができなくなっていく。歳をとると誰もがそんな時期を迎えます。高齢になった親に見守りが必要かも…と思ったらスマートホームを知っておいて損はありません。今回は、高齢化社会を支えるキーワードになりそうな「スマートホーム」とは何か、その取り入れ方などについて紹介します。

1.スマートホームとは何か


スマートホームとは、さまざまな家電をインターネットでつなぎ、スマホなどを通して操作する仕組みのことです。例えば高齢者の場合夏でも暑さを感じないことが多く、エアコンを付けないことで熱中症を起こす事故が絶えません。

しかしスマートホームを導入すれば、離れて暮らす子供でも親の家の室温をスマートホームで確認や操作ができ、例えば30度を超えたらエアコンを付ける」といった設定が可能です。直接親の家に行かなくてもいろいろな家電の遠隔操作が可能になるため、離れていても介護のサポートができます。

1-1.スマートホームでできること

スマートホームでできることは多岐にわたります。

スマートホームでできること 具体例
見守りカメラ 室内にカメラを設置しておけば離れた場所からでも親の様子が分かる
エアコンの設定 オンオフはもちろん、温度設定なども可能
テレビの設定 オンオフはもちろん、テレビを通してメッセージを送ることもできる
スケジュール管理 今日の予定を知らせたり、薬の時間を知らせたりできる
電気をつける、消す 一声かけるだけで部屋の電気の消灯が可能
誰が来たか確認できる インターホンにカメラを設置することで遠隔でも相手と話せる

例えば親が軽い認知症などを起こし、いつも薬を飲み忘れている場合。通常の介護では親のところに行って「薬を飲んで!」と叱ってしまうことも多いでしょう。しかしスマートホームの設備があれば、画面に「薬の時間です」といった表示が出るため、薬の飲み忘れを抑止できます。しかも親子の場合喧嘩になりがちですが、AIに言われると親も素直に従う傾向があります

1-2.スマートホームの価格や種類


価格が高そうなスマートホームですが「スマートディスプレイ」というAIアシスタントを搭載した端末をリビングに設置するだけでも、多くの場合機能を果たします。

AIアシスタントの一例

Amazonエコー:約9000円~

Google nest hub:約11,000円~

スマートディスプレイの価格は1万円程度で購入できます。そのうえでインターネット環境は必須ですが、モバイルWi-Fiなどを使えばネット代を毎月2000円程度で済ませることも可能です。連動させる家電にもAI機能が搭載されているとスムーズですが、かなり昔のエアコンでもリモコンの情報を設定することでスマートホームに対応できます

2.スマートホームを導入すればこんなことができる


スマートホームを導入した多くの人が満足感を得ています。少し前までスマートホームは生活の最先端を行くシステムとして注目されていましたが、いまでは離れて暮らす親の介護にも役立っています。

2-1.エアコンのスイッチを遠隔操作、高齢者の熱中症を防止できる

スマートホームで最も便利だと言われているのが、エアコンの遠隔操作です。これにより暑い日にはエアコンのスイッチを遠隔操作し、高齢者の熱中症を防止できます。

スマートホームでエアコンを操作する仕組

室温状況を感知
家族や介護者はスマートホームアプリやウェブポータルを通じて、室温の温度や湿度を知ることができる。
自動制御機能が働く 例えば、30度を超えた場合にはエアコンを自動的に起動できる。室温が設定された範囲を超えると、中央制御システムは自動的にエアコンのスイッチをオンにし、室温を調整する
遠隔操作が可能 遠隔から家の室温やエアコンの状態を確認し、室温や湿度調節が可能。また必要に応じて手動で制御することもできる
エアコンの異常を知らせる通知機能もあり スマートホームシステムは、特定の温度範囲を超えた場合やエアコンの故障など異常が発生した場合でも、家族や介護者に通知が送れる。これにより、問題が早期に発見され、適切な対応が取られる

高齢者の問題で最も多いのが、温暖化の進む日本での熱中症です。とりあえずエアコンのスマートシステムを導入するだけでも、家族は安心できます。

2-2.薬の飲み忘れ防止、スケジュール管理やテレビ操作も可能

スマートホームでは、特定の時間になるとディスプレイに薬の服用を知らせる機能があります。画面いっぱいに「薬は飲みましたか?」といった言葉が表示されることで、飲み忘れを防げます。また画面通知ではなく音声で知らせることも可能です。

またスマートホームアプリケーションは、家族や介護者がスケジュールをカレンダーアプリと連携させることができます。これにより「今日は10時よりデイサービス」といった連絡がディスプレイに表示され、重要なイベントや医療の予定なども管理できます。

2-3.もちろん通話も可能、セールスの撃退も

スマートホームには、音声通話やビデオ通話が可能なシステムが組み込まれています。これにより、高齢者は家族や介護者と直接コミュニケーションをとることができます。しかもその多くが「娘と話したい」といった一言でオンライン画面に切り替わるため、電話よりもスムーズです。

またインターホンにスマート機能を設置すれば、高齢者は画面を通じて部屋の中にいても訪問者と会話できます。仮に怪しげな訪問販売が来た場合もすぐに分かります。そのまま介護者に連絡をすれば、スマホを通して子供が来訪者と会話し、追い返すことも可能です。

3.スマートホームで得られるメリット

スマートホームとは、単に家電を遠隔操作できるシステムだけではありません。遠い場所に住む親の介護のために取り付けた結果、次のようなメリットを感じている人が多いです。

3-1.親子の争いが減る

親子の間では遠慮がないため、つい介護する方もされる方も感情的になってしまいます。

「どうしてエアコンをつけないの!?」「なんで言ったことをしてくれないの!?」など、子供が怒った口調になってしまうこともしばしば。そのたびに介護する側もされる側も悲しくなってしまうでしょう。

しかしスマートホームでAIによる通知を導入すると、親子間での争いが減ります。いつもはエアコンや薬のことばかり話していたが、スマートホームを導入した結果「昔のような雑談が楽しめるようになった」との声は多いです。

3-2.介護する側の自由な時間も増える

スマートホームがない時代、介護する側は遠方からでも駆けつけて親のサポートをするというのが当たり前でした。しかし働く人が増えて現代、いつでも親の元に駆けつけるのは難しく、行くたびにストレスを抱えていた子供も多いです。

しかしスマートホームの仕組みがあれば、センサーやカメラを通じて高齢者の状態を遠隔でモニタリングできます。さらにエアコンや照明、家電製品なども遠隔でコントロールできるため、子供が離れて暮らしていても、親の生活をサポートできます。これにより子供は自分の時間も増え、親に対しても優しく接することができるでしょう。

3-3.プライドを傷つけることなくサポートできる

親子間での介護は、どうしても争いが生まれます。その原因の1つに「親のプライド」があります。子供から「なんでこんなことも分からないの」と言われれば、親もカチンと来るでしょう。結果「自分でできる」と言って、子供のサポートを拒否してしまうケースもあります。

しかしAI表示や音声で知らせるサポートなら、プライドを傷つける心配もありません。例えば「おむつは付けた?」といったセンシティブな問いかけも、子供から言われるとプライドが傷つくものの、機械的に言われると素直に受け入れられます。スマートホームはこうした親子の感情的な問題も解決してくれます

4.高齢化社会をスマートホームで支えよう

スマートホームは、高齢者の尊厳を守りつつ、介護者にも負担をかけず、安心・安全な環境を提供できます。

人は誰もが歳を取るもの。認知症とまではいきませんが、歳をとると物忘れが多くなり、足腰の機能も衰えるためいつもできていたことが出来なくなります。たとえそのような親と一緒に住んでいても、一日中一緒にいて注意を払うことはできません。

そんなときこそ、まずはスマートディスプレイの導入からスタートし、アレクサなどに見守りのサポートをしてもらいましょう。薬の時間、今日の予定、玄関の鍵の開閉、エアコンの自動スイッチをサポートしてくれるスマートホームなら、介護する側もされる側も安心して生活できます。

参照https://life.saisoncard.co.jp/health/dementia/post/tokushu22/

和室にも家具を置ける 畳の一部をフローリングにすることのメリット

畳は日本古来より使われてきた藁(わら)と藺草(いぐさ)でできており、吸湿性に優れているため日本の気候に合っています。また和室の空間には欠かせない素材であり、デザイン性もあって和室を取り入れる家も増えています。

しかし部屋の床すべてが畳だと、家具を置くと凹んでしまったり、ジュースなどをこぼしたときに掃除が大変といったデメリットも。畳は好きだけれど、この一部だけフローリングにしたい、というお悩みもあるでしょう。

そんなときに便利なのが、畳の一部のみをフローリングにする方法です。ここでは、自分でできる畳の一部をフローリングにする方法や、プロに頼んだ場合の価格や施工などを紹介します。

1.畳の一部をフローリングにするとどんなメリットがある?

 

畳の一部をフローリングにすることで、和室の良さを保ちつつ、より使い勝手の良い空間を作ることができます。ここからは、実際に畳の一部をフローリングにして良かったという声から、そのメリットを紹介します。

1-1.清潔さと耐久性が高まる

畳の一部をフローリングに変えると、清潔になり品質管理も楽になります。畳は吸湿性に優れている反面、汚れやシミが目立ちやすいです。さらに家具の下や頻繁に歩くエリアでは圧縮されることで汚れが溜まりやすいです。それに比べて、フローリングは表面が滑らかで、シミや汚れが畳よりも目立ちにくいです。家具の下や頻繁に利用されるエリアをフローリングにすることで、掃除や手入れが容易になります。

また畳は柔らかく、重い家具の圧力によって凹みや変形が生じます。しかしフローリングは木や合成素材でできており、圧力に対して強く、耐久性に優れています。重い家具や圧力がかかる部分にはフローリングを配置したほうが、畳の凹みや傷みを防ぐことができます。特に子供やペットが活発に使うとったエリアは、畳よりフローリングを検討したほうがいいでしょう。

1-2.デザイン性が広まる

 

畳とフローリングの組み合わせは、インテリアデザインにおいて多彩なスタイルとデザイン性が広まります。下表は畳とフローリングのデザインや特性です。

特性

フローリング

素材 藁や藺草など自然素材。独特の香りや手触りがある 木材や合成素材。無垢素材の場合は独特の香りや手触りがある
色合い 主に白系や茶色系、自然な色合い 多彩な色や木目パターンが豊富
質感 柔らかく足触りが良い 表面が滑らかでクリーン
デザイン 伝統的な和風デザイン モダンで多様なスタイル

上記のように、畳とフローリングにはそれぞれ特性があります。両方を組み合わせることで、和洋折衷の素敵な空間を作れます。畳は伝統的な和風の要素を持ち、自然素材である藁や藺草から作られています。一方、フローリングは木材や合成素材を用いており、多彩な色や木目模様、さまざまな質感が楽しめます。

この組み合わせによって、例えば、和室に畳を使用しつつ、リビングやダイニングエリアなどの一部にフローリングを採用することも可能です。一般的な和室よりも、両者を組み合わせたほうがモダンで洗練された空間を演出できます。

1-3.畳の特徴を生かしながら快適に過ごせる

畳の一部をフローリングにする方法は、両者の特性を生かせるため生活にもメリットがあります

単に掃除のことを考えたらフローリングのほうがメリットはありますが、畳は足触りが心地よく、日本の気候に合わせた吸湿性があります。そのため赤ちゃんが昼寝をする場所としてはフローリングよりも吸湿性のある畳のほうがいいです。その一方、フローリングは耐久性に優れ、お手入れが簡単で清潔感があります。この両者の特性をうまく組み合わせることで、部屋全体の快適さと実用性を高められます。

2.自分で畳の一部をフローリングに変える方法

 

畳の一部をフローリングに変えることは、自分でもできます。最も手軽な方法は畳の上にウッドカーペットなどを敷くことです。ここからは、自分でフローリングに変える具体的方法や、そのメリット、デメリットを紹介します。

2-1.もっとも簡単なのはフロアマットを敷く

 

フロアマットやウッドカーペットなどを畳の一部に敷くことで、手軽に畳の一部をフローリングに変えることができます。時間もコストも掛らないので、DIYで行うにはもっとも簡単でしょう。しかしこの方法にはいくつかのメリットとデメリットがあります。

メリット デメリット
  • 施工が簡単で、特別な工具や技術は必要ない
  • 他の床材を使うよりも低コスト。最も安くフローリングに変えられる。
  • 必要に応じて簡単に取り外すことも可能
  • マットを上に置くことで畳が汚れにくくなる
  • 畳とフロアマットの境界が明確で、見た目に違和感が出る。
  • フロアマットが畳の通気性を妨げてしまう
  • フロアマットの下に畳があるため、大型家具を置くと結局畳が凹んでしまう。
  •  長期的な耐久性や強度は、通常のフローリング材に比べて劣る

畳の上にフロアマットを敷くのは手軽ですが、畳とマットの間がカビてしまったり、重い家具を置くと結局凹んだりします。そのためこの方法は、とりあえず畳を汚したくないエリアだけをフローリングにしたい、といった方に向いています。

2-2.自分で畳をはがして床材を敷く

自分で畳を取り外して床材を敷く方法もあります。

具体的な方法

  1. 畳表をはがし、表面に敷かれた畳の下のわらやいぐさを取り除く。
  2. 基礎となる畳の枠組みを露出させる
  3. 床の下地に合わせてフローリングなどの床材を敷き詰める
  4. フローリングならはめ込み、必要に応じて接着する

自分で畳をはがして床材を敷くメリット・デメリット

メリット デメリット
  • 畳の上にマットを敷くよりは仕上がりがキレイになる
  • 畳と床材を分けて使用することで耐久性が上がる
  • 畳を取り外し、新しい床材を敷き詰める作業には時間と労力が掛かる
  • 作業に必要な工具や床材のコストがかかる
  • 専門的な知識や技能がないと失敗する

畳を完全に取り外して新しい床材を敷いたほうが、見た目も美しく耐久性も上がります。しかし素人がこのような作業をするのは実際のところ難しく、行ったことで失敗するリスクもあるでしょう。そもそも取り外した畳を捨てるのにお金が掛かるケースも多いため、自分で行ったからといってコストが掛らないわけではありません。

3.畳の一部をフローリングに変えるならプロに頼もう

 

畳の一部をフローリングに変えるのは自分でもできないことはありません。しかし畳を剥がして床材を設置するのは熟練の技術が必要です。慣れない人が行った場合、畳と床材にスキマができ、そこが原因でシロアリが発生したり、つまずいたりするリスクもあります。コストはかかるものの、フローリングに変える場合はやはりプロに依頼したほうが安心です。

3-1.プロに施工を依頼するメリット

畳の一部をフローリングに変える場合、プロに依頼したほうが以下のようなメリットがあります。

専門知識と経験があるから失敗しない プロの床材施工業者は適切な技術と経験を持っており、畳の取り外しや床材の設置を正確に行える。正確な寸法測定や適切な床材の選択など、専門家ならではの知識が活かされる。
仕上がりが高品質 プロの施工により、畳とフローリングの境界がきちんと合わさり、美しい仕上がりを実現できる。
作業がスピーディーで効率が良い プロの技術者は効率的に作業を進めるためのノウハウを持っている。迅速かつ効果的に作業を行うことで、期日通りに工事を完了できる。
保証やアフターケアがある プロに依頼した場合、施工後の保証やアフターケアついていることが多い。万が一施工後に問題や不具合があっても、その後迅速に対応してくれる

プロに依頼するデメリットは、自分で行うよりコストが掛かる点です。しかし自分でやって失敗した場合、もう一度作業を行う手間を考えると、最初からプロに依頼したほうが手間もコストも掛りません

3-2.気になる費用や施工期間は?

貼り替えを専門業者に依頼する場合、ケースによって価格や工期は異なるものの、大まかに下表のような価格や施工期間となります。

フローリングの種類

費用(1畳あたり)

工期

複合フローリング 15,000円~35,000 通常1
無垢フローリング 25,000円~45,000 通常1

複合フローリングは比較的安価で、無垢フローリングは高価です。どの木材を使用するかによって施工価格は異なります。また作業内容によっても金額は異なり、
畳の撤去や下地の修繕、新しいフローリングの敷設作業、家具の移動や高さ調整など、作業内容や手間が工期や費用に影響を与えます。

一般的に面積が広いほど、作業量が増えるため費用は上がります。さらに下地の状態が悪い場合、床下の修繕や補修作業が必要になるでしょう。専門業者による貼り替え工事は、一般的に1日程度で完了することが多いですが、部屋の広さや作業内容によっては、2日以上かかる場合もあります。

4.生活の質やデザイン性を高めたいなら 畳の一部をフローリングに変えてみよう

 

畳の一部をフローリングに変えることで、生活の質とデザイン性を向上できます。また畳とフローリングの組み合わせにより、清潔さや実用性を保ちつつ、モダンで洗練された空間ができるでしょう。

畳の一部をフローリングに変える施工は、比較的安価で1日で終わることも多いです。今の和室をさらに快適で魅力的な居住空間にしたいなら、ぜひ畳をフローリングに変えるリフォームを検討してみましょう。

意外に多い寒い冬でもシャワーだけの人|ヒートショックを防止するには?

湯船には入らず、冬でもシャワーで済ませるという人は少なくありません。夜はゆっくり湯船で暖まり体を休めるというのが理想ですが、仕事で帰るのが遅くなり1秒でも早くベッドに入りたい人も多いでしょう。また、水道代やガス代を減らすために、シャワーだけ浴びる人も多いです。

しかし冬場のシャワー派が気をつけなければならないのはヒートショック。温度差で体調を崩したり、湯冷めをして風邪をひいたりすることがないように、浴室と脱衣所の環境を整えておくことが必要です。ここでは冬でもシャワーだけの人が覚えておきたい入浴ポイントを紹介します。

1.湯船に浸かったほうがいいのは分かっているけど…

お風呂に入るなら、シャワーだけではなく湯船に浸かったほうが体にはいいです

湯船に浸かるメリット

メリット

説明

リラックス効果が高まる 温かいお湯に浸かることで、筋肉が緩み、心身がリラックスする。ストレスや疲労の緩和にも効果的。
血行促進、ダイエット効果 体温が上がることで、血行が良くなり、体の新陳代謝が促進される。ダイエット効果もサポート。
睡眠の質向上 湯船に浸かることでリラックスが促進され、良質な睡眠をサポートする。眠る1時間半前に入浴すると効果的
筋肉をほぐしコリを解消する 温かいお湯に浸かることで、筋肉が緩み、コリや疲れが和らぐ

これらのメリットからも分かるように、湯船に浸かることは身体と心に多くの良い影響を与えます。しかし、忙しい現代人にとって毎日ゆっくり入浴するのはなかなか難しいのも事実です。

1-1.シャワーだけの入浴のメリット

 

その一方、シャワーだけの入浴にも次のようなメリットがあります。

メリット

説明

時間が掛らない シャワーは湯船に比べて手軽なので、忙しい日常において時間を節約できる
新陳代謝促進 シャワーの水流が血行を促進し、代謝活性化をサポートする
目覚め効果 特に朝にシャワーを浴びることで目覚めが良くなり、一日の始まりをスッキリとした気分で迎えられる。
夏場や暑い日に適している シャワーは冷たい水も使うことができ、夏場や気温が高い日には熱中症の予防にもなる

シャワーだけの入浴は、特に忙しい日や気温が高い日などに便利です。シャワーを浴びるだけでも体の汚れはだいぶ落とせるので、清潔感を保てます。

1-2.最大の問題は寒さとヒートショック

シャワーだけの入浴にもメリットはあるものの、急激に体を温め、お風呂から出た後は急激に体を冷やすことからヒートショックのリスクがあります。ヒートショックにおける年間死亡数は17,000人にも及び、この数字は交通事故死者数の約4倍にもなるのです。

そもそもヒートショックは、急激な温度変化によって引き起こされる身体へのストレス反応です。例えば熱いシャワーで体を温めた後、寒い脱衣所に出ることで、血管が収縮・拡張し、心臓への負担が増加して心筋梗塞などのリスクが高まります。これを防ぐには、入浴の方法に工夫するのと脱衣所を暖めるのがポイントです。

2.これなら安心 冬でもシャワーだけの対策方法

 

冬でもシャワーだけの人は、シャワーの浴び方や入浴後の対策が重要です。ここからは、ヒートショックを防ぐシャワーの浴び方について見ていきましょう。

2-1.浴室は事前に温めておく

シャワーを浴び始める前に、浴室内を快適な温かさにしましょう。

脱衣を始める前に、シャワーを開いてお湯が出ている状態にします。蛇口を開けてお湯を出しておくだけでも、浴室内の温度は上げられます

ただし、単にお湯を蛇口から出しても十分な暖房効果は期待できません。浴室を効果的に温めるには、できれば高い位置からシャワーを使ってお湯を出し続けるのがポイントです。これにより、高い位置から発生する蒸気が浴室全体に行き渡り、お風呂内が均等に温まります。

また、壁に直接お湯をかけるのもポイントです。体にお湯をかける前に壁にお湯をかけておけば、浴室全体が均一に温まり、ヒートショックを防ぐ手助けになります。

2-2.足湯をしつつシャワーを浴びる

 

ヒートショックを予防するためには、足湯とシャワーを組み合わせる方法がおすすめです。

足湯は手軽に自宅で試せる上、足だけを温めることで全身が心地よく温まります。バケツや洗面器があれば手軽にできるのも魅力です。

足湯+シャワーのやり方

  1. 足首まで浸かる深さのバケツや洗面器を用意する
  2. シャワーを出して熱めのお湯をバケツの半分ほどまで貯める
  3. 足をつけたままシャワーを浴び、洗髪なども同様に行う

足湯の効果的な温度は約42度~43度、10分~20分程度つかるのがおすすめです。シャワーを浴びつつ足湯を用いることで、驚くほど体が温まります。また、足湯も体を濡らす前に準備するのがポイント、脱衣をする前に熱めのお湯をバケツにはっておきましょう。

2-3.タオルをかけてシャワーを浴び続ける

シャワーを浴びる際に、肩に浴用タオルなどを掛けて浴びるのもおススメです。「蒸しタオル」といった方法があるように、タオルにお湯が含まれると温かさをキープできます。シャワーのお湯が直接タオルにしみ込み、それが肩にかかることで温かさをキープしつつ、よりリラックスした入浴が可能です。

2-4.首から背中にかけてのエリアを温め続ける

シャワーを浴びる時は、首から背中にかけてしっかり温めるようにかけましょう。このエリアには体を温めるツボがたくさんあり、首の裏を温めることで全身の冷えを予防できます。

また、冬のシャワーは基本的に出しっぱなしにしましょう。お湯がかかっていない時間は濡れた体が冷えるだけでなく、浴室内の温度も下がるのでヒートショックの原因になります。

ちなみにシャワーを出し続けて入浴するのと、お湯をためて入浴した場合のガス料金の差額は、1人暮らしだと毎月5001000円程度、4人家族だと500円程度お湯をためたほうが高いと言われています。家族が多い場合、お湯をためたときと大きな差額はないので、たまにはじっくりお湯に浸かるのもいいでしょう。

3.ヒートショックを防ぐ シャワー後の冷えを予防する方法

 

ヒートショックは寒い脱衣所から熱いお湯に入るときが危険です。しかしシャワーだけの場合、ぬるめのお湯を徐々に脚にかけることでリスクを回避できます。しかし、シャワー後に急に寒い脱衣所に出るのは危険です。ここからは、シャワー後の冷えを予防する方法について紹介します。

3-1.体は浴室内で拭こう

ヒートショックを防ぐには、濡れた体を浴室内で拭くのがポイントです。

浴室内でシャワーを浴びると、お湯が水蒸気に変わり、浴室の中は飽和水蒸気状態になります。そのため、浴室にいる間は体に付いた水滴がほとんど蒸発しません。しかし湿度の低い脱衣所に出た瞬間、体についた水滴は蒸発し、これが体温も奪ってしまいます。

そのため、体を冷やさずに体を拭くには浴室で体を拭くことです。シャワーを浴び終わったらすぐに体を拭き、蒸発していた水滴を取り除くことで、体感温度が向上し、寒さを感じにくくなります。可能であれば、浴室内にタオルを置いておくとスムーズに拭けるでしょう。タオルなどを引っかける場所にビニールをかけ、中にバスタオルを置けば浴室内でスムーズに体が拭けます。

3-2.脱衣所は簡易ストーブなどで温めておく

 

もはやヒートショックを防ぐ方法として常識なのが「脱衣所を温めておく」ことです。入浴後、浴室から出ると一気に寒さが身にしみることがあります。特にシャワーだけの場合は、お風呂ほど体が十分に温まらないため、急激な体温の低下が感じられます。

ヒーターや温風機などを利用して、脱衣所の温度を快適なレベルに保ちましょう。新しい住宅には脱衣所に浴室乾燥機が備わっていることも多いです。そうでない住宅の場合も、最近では後付けできる浴室暖房器具が増えているので、設置を検討しましょう。また、外出着や暖かい部屋着をすぐに着られるよう、脱衣所には収納やハンガースペースを充実させるのもおすすめです。

3-3.髪はすぐ乾かし、足首と手首を冷やさない

濡れた髪は体温を奪い、寒さを感じやすくなります。ヒートショックを防ぐためにも、シャワー後は髪を素早く乾かすことが大切です。濡れたままの髪を放置せず、ドライヤーを使用して髪全体をしっかりと乾かしましょう。特に髪の毛根や頭皮を重点的に乾かすことで、寒さの軽減につながります。

また、手首と足首は体温の発散が早い部位です。シャワー後、これらの部位が冷えると、全体の体感温度が下がりやすくなります。タオルや衣類などで手首や足首をしっかりと包み、冷やさないようにしましょう。特に寒冷地域や冬季は、手首や足首を保温することで全身の温かさを維持できます。

4.まとめ

 

冬のお風呂はなるべくゆっくり湯船に浸かりたいものですが、シャワーだけを浴びて快適に過ごす方法もあります。特に断熱の良い家であればお風呂場の温度差も緩和されているため、さほどリスクはないでしょう。

しかし常にお風呂場が寒い、冬場は部屋の温度がグッと下がるといった家は注意が必要です。まずは脱衣所に小さなヒーターを置くなど対策をして、シャワー後の冷えを和らげましょう。そして、浴室内で体を拭くだけでも、寒さの体感はだいぶ減ります。今日紹介した工夫を組み合わせ、冬のシャワーを安全かつ快適に過ごしましょう。

1階2階の温度は違う|季節によって違う心地よく眠れる部屋

戸建てに住む人の多くは「1階と2階の温度が違う」のを感じているでしょう。多くの場合、日当たりの良い2階は春や秋、冬は温かくて快適だけれど、熱気の溜まった夏の2階の暑さはたまりません。エアコンなしではとても眠れず、光熱費に悩まされる家庭も多いでしょう。
季節によって同じ家の中でも、1階と2階では心地よいと感じる部屋は違います。この記事では、1階と2階の部屋の温度の違いや、心地よく眠るための対策などについて詳しく紹介します。

1.1階2階の温度は違う

基本的に、1階と2階の温度は違います。特に夏の2階はとにかく暑く、日中は過ごすことができないといったお悩みも多いです。同じ敷地内にあるのに、なぜ1階と2階でここまで温度差が出るのでしょうか?

1-1.なぜ2階のほうが暑いのか?

1階と2階の温度差が生じるのは、建物の構造や自然条件によるものが原因です。下表は2階が暑くなってしまう理由について解説したものです。

階層ごとに熱伝導が違うから建物の床、壁、天井などは断熱材で仕切られているため、1階と2階の熱伝導が異なる。夏は外部からの熱をもろに受けてしまうため、どうしても2階の方が暖かくなりやすい。
屋根と太陽の影響2階は通常、1階よりも屋根に近く、屋根が太陽の熱を吸収し、部屋を急速に暖める。また、窓や壁の配置により、日中に2階の部屋が太陽光をより多く受けるため、暑くなる
空気の対流と通気性によるもの2階の部屋の通気性が悪い場合、熱がこもりやすくなり、暑さが蓄積されてしまう。
遮熱材や断熱材の不足建物の遮熱材や断熱材が十分でないと、外部の気温変化が部屋内の温度に大きな影響を与える。特に2階の屋根裏空間の断熱が不足すると、部屋の温度が急激に上昇しやすい。
外部の気象条件外部の気象条件も温度差に影響を与える。日照時間、湿度などが1階と2階で異なることがあり、温度差を拡大させる

こうした要因から、一般的な戸建ての家は1階よりも2階のほうが暖かいです。温度差を緩和するためには、適切な断熱材の設置や遮熱材の利用がポイントです。

1-2.3階建ての部屋 階数ごとの温度の違い

戸建ての場合、1階よりも2階、2階より3階の部屋に上がるほど気温は上昇します。外の気温が30度の日に建築家が1階~3階の床の温度を調べたところ、次のような温度の差が出ました。

1階27.4度
2階28.5度
3階32.5度

表を見ると、暑い日でも1階のほうが過ごしやすいのが分かります。特に3階の気温は外よりも暑く、1階との温度差は5度以上あるのが分かります。夏の暑い時期には下層階で過ごしたほうが快適で、エアコンの光熱費も抑えることができるでしょう。

2.1階と2階の温度の違いを利用した過ごし方

のように、戸建ての場合1階と2階では温度に差が生じ、特に夏場は2階で過ごすのがキツイです。こうしたことを踏まえると、季節に応じて過ごす部屋を変えてみるのも良いでしょう。

2-1.季節ごとに寝る場所を変えてみる

夏の暑い夜は、1階で寝てみるのもおすすめです。普段は2階の寝室で寝る人も、夏の間は1階に布団を運んで寝るといった計画を立ててみましょう。


季節ごとに寝る場所を変えるメリット

質の良い睡眠が取れる1階は通常、2階よりも涼しいため、夏は1階で寝るのがおすすめ。夜間に窓を開ければ自然の風を取り入れやすく、涼しい空気が1階の部屋に滞まるため、快適な睡眠が取れる
光熱費の削減1階で寝たほうが2階より涼しく、エアコンの使用を最小限に抑えられる
安全性も高い1階の部屋は非常時に建物からの脱出が容易で、地震や火災などの安全面からもメリットがある

これらのメリットから、夏場には1階で寝ることがおすすめです。2階より室温が低く、快適で静かな環境で眠れるため、夏にありがちな「暑苦しい夜からの開放」も期待できるでしょう。またエアコンの使用を最小限に抑えることで、省エネルギーにも貢献します。ただし、冬季には逆の状況となり、2階の部屋が快適な寝室になることも多いので、季節に応じて部屋の使い分けをしましょう。

2-2.冬は日当たりの良い2階のほうが快適

夏場は暑くて寝苦しい2階ですが、冬の時期は2階のほうが快適なケースが多いです。まず2階のほうが日光を効果的に取り入れられることが多いため、自然と室内温度を上昇させ、暖房の必要を減らすことができます。
また、暖められた空気は下から上に上昇します。特に吹き抜けのある家は1階で作られた熱が上昇しやすいため、2階は効率的な暖房効果があります。そのため冬は2階で寝たほうが快適な温度環境を維持でき、快眠もサポートできるでしょう。
近年質の良い睡眠が取れないと悩む人も多いです。季節ごとに寝室を変えるのは少々面倒なこともありますが、毎日の健康を維持するためにも季節に応じて寝室を変えてみてもいいでしょう。

3.1階と2階の温度差を減らす方法

このように快適な生活を送るためには、季節に応じて寝室を2階から1階に変えるといったことがおススメです。
しかしいちいち寝室を変えるのは面倒、という人もいるでしょう。ならばそもそも1階と2階の温度差をなくせばいいのではないでしょうか。
戸建てにおいて、完璧に1階と2階の温度差をなくすのは難しいです。しかしちょっとした工夫で温度差を縮めることはできます。ここからは、その具体的な方法を紹介します。

3-1.2階は風の通り道を意識する

夏の2階は窓を開けて新鮮な空気を取り入れ、室内の空気を循環させましょう。特に夜間や涼しい時間帯に窓を開けると、室内外の温度差をうまく利用できるため、部屋の冷却に効果的です。対角線上にある窓を開けるのを意識しましょう。
また、うまく風を入れられないときは、サーキュレーターや扇風機を活用しましょう。サーキュレーターを使えば2階に溜まった熱い空気を循環させ、熱気を分散させられます。

3-2.カーテンを厚手に、シェードで日よけを作る

日よけを利用して2階の室内温度を下げる方法もあります。まずは2階の窓には厚手のカーテンを取り付けましょう。厚いカーテンは冬場に温められた空気が室外に放出されるのを防ぐだけでなく、夏場でも効果を発揮します。厚みのあるカーテンが、直射日光を遮り、室内温度の上昇を抑えてくれます。また、ブラインドやシェードを使って日光を遮断しましょう。たった1枚のシェードを貼るだけでも室内の温度上昇を防ぎ、温度の上昇はもちろん家具や床の日焼けを防ぐ効果もあります。

3-3.ベランダに打ち水をする

ベランダに打ち水をすると、水が蒸発することで周囲の温度を下げます。なるべく床だけでなく、壁にも水を噴射しましょう。これにより、水がしっかりと2階のベランダや壁表面に付着し、蒸発による冷却効果を高めます。打ち水は通常、夏の暑い日に効果的です。特に日中の高温時に行うと、室内に熱気が入るのを防ぎ、部屋の温度を下げる効果もあります。

3-4.遮熱シートを貼る

外部からの熱を遮断するために、2階の窓ガラスに遮熱シートを貼るのもおすすめです。遮熱シートは日光を反射し、部屋内に熱を取り込ませない効果があります。これにより、2階の温度上昇を軽減できます。
また、本格的な遮熱シートを貼るリフォームを検討してもいいでしょう。リフォーム会社などに依頼し屋根裏などに遮熱シートを貼ってもらうと、部屋の温度が10度ほど下がるケースもあります。価格はシートの種類や業者によって異なるものの、内側から屋根裏に貼る場合は1㎡あたり5,000~7,000円、屋根の上に貼る場合は1㎡あたり15,000円~2,5000円程です。コストをかけてしっかり遮熱材を家に施したほうが、光熱費のランニングコストを抑えられます。

まとめ

1階と2階の温度差は、建物の構造、外部環境や熱伝導など複数の要因によって影響を受けます。そのため夏季には涼しい1階で寝ることがおすすめで、季節によって寝室を移動するのも検討してみましょう。
また、1階と2階の温度差を減らすには、次の対策が有効です。
 • 夏の2階の部屋は風の通り道を意識する。
 •厚手のカーテンを使い、ブラインドやシェードで日よけを作る。
 • ベランダに打ち水を行い、周囲の温度を下げる。
 • 窓に遮熱シートを貼るなど、外部からの熱を遮断する
これらのアプローチを組み合わせることで、1階と2階の温度差を最小限にし、快適な居住環境を実現できます。快適な睡眠を取りたい人は特に、季節に合わせた適切な寝室の選択と温度調整方法を取り入れていきましょう。

塗料の色によってどんな違いが出てくる?家の外壁の色選びについて

新築でもリフォームでも家の印象を大きく左右するのは外壁の色です。デザイン同様に外壁の色には流行がありますし、それぞれの色によって家の品質への影響も違いが出てきます。また、外壁の色は、建物全体の印象を大きく左右し、周囲の環境と調和させたり、個性を出したりすることもできます。そのため、外壁の色の選択は勢いで選ぶのではなく、ある程度慎重に検討するのがポイントです。ここでは後悔しない外壁の色選びや、人気色それぞれが持つ特徴などを紹介します。

1.外壁塗装の色選びのポイントは4つ

家の顔ともいえる外壁塗装の色選び、新築にせよリフォームにせよ、色選びには以下4つのポイントを押さえることが大切です。

  1. 好きな色を基準に汚れにくい塗料を選ぶ
  2. 色の持つ特性を理解する
  3. ランニングコストも重視する
  4. 景観にも配慮する

これらがどういうことなのか、1つずつ見ていきましょう。

1-1.好きな色をベースに汚れにくい塗料を選ぶ

外壁の色は家の印象や個性を表現するのに重要です。建物の外観がどのように見えるかは、居住者の好みに合った色を選ぶことから始まります。自分や家族が気に入る色を選ぶことで、住み心地や気分もアップするでしょう。

ただし外壁塗装においては、好きな色を選ぶだけでなく、汚れにくい塗料を選ぶことも重要です。機能性の高い汚れにくい塗料は、外壁を美しく保ち、定期的なクリーニングやメンテナンスの負担を軽減します。

汚れにくい塗料の一例

  • 水系ファインコートシリコン
  • ラジカル制御アクリル
  • サイディング
  • ALC外壁

1-2.色の持つ特性を理解する

外壁塗装で使われる色は、日常で使う小さなものとは印象が異なります。例えば黒い洋服は年齢を問わず多くの人が着用しやすいですが、外壁に黒を使用すると、全体的に暗すぎる印象にもなるでしょう。

そのため、外壁塗装の色選びは、色それぞれが持つ特性を理解した上でイメージするのが重要です。

白(white)明るさと清潔感があり、開放的な印象を与える。熱を吸収せず、暑い気候に適している。
黒(black)高級感や洗練された印象がある。強いコントラストを生み出し、建物を際立たせる。
グレー(gray)モダンで落ち着いた印象を持つ。
汚れが目立ちにくい
ベージュ(beige)自然や温かさを表現し、落ち着いた雰囲気を持つ。汚れが目立ちやすいが、定期的なクリーニングで美しさを保てる。

1-3.家の外壁は色だけでなくランニングコストも重視する

外壁塗装選びは、家を維持するランニングコストにも直結します。例えば昔ながらのアクリル塗料を選んだ場合、とりあえず見た目はキレイになるものの、断熱性や遮光性、耐久性は少ないです。そのため数年経つとメンテナンスが必要になり、遮光性も低いことから夏はエアコンの光熱費が高くなるでしょう。

ならば、最初から耐久性のある塗料を選んだほうが外壁の色は長期間美しい状態を保ち、メンテナンスコストは掛かりません。また遮光性の高い外壁塗料にすれば、建物内部の温度上昇を抑え、冷暖房のランニングコストも抑えられます。

1‐4.景観にも配慮する

周囲の景観や自然環境に合った色を選ぶことで、建物が自然に溶け込み、調和を保ちます。山間地域では自然の緑や茶色に近い色が適して、都市部ではシックな色合いがマッチするかもしれません。

また、住宅がある地域によっては選べる色が限定されているケースもあります。特に歴史的な地域や風景の重要地区では、建物の外観がその地域の伝統や美観に合致するように求められます。このような場合、建物の色を真っ赤にする、ピンクにするといったことはできません。外壁の色を選ぶ際には、地域の特性や景観に調和した配色を検討することが重要です。

2.家の外壁人気の色トップ5を紹介

外壁の色選びに悩んでいるなら、近年人気の色を参考にしてみましょう。一昔前には黒を外壁に使うのは不吉だなどと言われ考えられなかったのですが、現在ではモダンで高級感がある色として人気です。ではさっそく、外壁塗装の人気色第5位から紹介します。

2-1.第5位 ネイビー

ネイビーは深みのある青色で、シックで落ち着いた雰囲気を持っています。「ブラックはちょっと暗すぎる」と悩む人におススメの色で、個性的かつ高級感のある色として人気です。

外壁塗装ネイビー色のメリット、デメリット

メリット高級感と洗練された印象を与えてくれる。
コントラストを生み出し、他の要素との組み合わせが容易
熱を遮断しやすく、冷涼な気候に適している
デメリット汚れが目立ちやすいことがあり、定期的なクリーニングが必要
汚れにくい塗料を使う必要がある

2-2.第4位 ブラック

高級感とモダンな印象をかもし出すブラックは、ここ10数年の間に人気になっている外壁の色です。

ブラックは建物を引き締め、際立たせるのに効果的です。リフォームでも選ばれることが多く、これまでの家の印象をガラリと変えることができます。

外壁塗装ブラック色のメリット、デメリット

メリット高級感と洗練された印象を与えてくれる。
コントラストを強調し、建物を際立たせる。熱を遮断しやすく、冷涼な気候に適している
デメリット汚れや傷が目立ちやすい
環境周辺によっては悪目立ちする
汚れにくい塗料を使う必要がある

2-3.第3位 ホワイト

ホワイトは昔から多くの家に使われる定番色。明るく清潔感のある色なので、外壁に使うと広々とした印象を与えてくれます。どの色にもマッチするためデザインしやすく、森林が近い環境にある家や、住宅街にある家でも違和感がありません。

外壁塗装ホワイト色のメリット、デメリット

メリット明るさと清潔感を提供し、建物内部の温度上昇を抑えられる。
一般的なスタイルや環境に合わせやすい汎用的な色。
デメリット汚れが目立ちやすく、定期的なクリーニングが必要
汚れにくい塗料を使う必要がある
あまり個性がない

2-4.第2位 ライトグレー

ライトグレーはモダンで落ち着いた印象を持つ中立的な色です。

暖色系と寒色系の両方に調和しやすいため、どのような家にも使いやすくデザインしやすいです。

外壁塗装ライトグレー色のメリット、デメリット

メリット高級感と洗練された印象を与えてくれる。
コントラストを生み出し、他の要素との組み合わせが容易
熱を遮断しやすく、冷涼な気候に適している
デメリット汚れは目立ちにくいものの、他の家との区別がつきにくいやすい
個性を出しにくい

2-5.第1位 ベージュ

ベージュは日本の戸建て住宅においてもっとも使われている色です。昔から定番の人気色であり、その理由は白よりも汚れにくいものの、白のように清潔感があるからです。自然な雰囲気を持つ中立的な色なので、どの家にもマッチし違和感がありません。

外壁塗装ベージュ色のメリット、デメリット

メリットモダンで洗練された印象を与えてくれる。
他の要素との組み合わせが容易。
熱を吸収しにくく、汚れが目立ちにくいため、メンテナンスがしやすい。
デメリット汚れは目立ちにくいものの、他の家との区別がつきにくいやすい
個性を出しにくい

3.この色は失敗だった…家の外壁を後悔している事例

外壁塗装の色選びを後悔する事例も少なくありません。最後に失敗例とその対策を紹介するので、後悔しない色選びにつなげていきましょう。

・想像した色と違った

手元に見た色の見本と、実際の外壁塗装の色がイメージと違う事例は多い。見本の色はA4サイズのものをもらい、実際に壁に添えてイメージを膨らませるのが重要。

・周囲の建物や景観から浮いてしまった

好きな色で個性を出そうとしすぎると、周囲から浮いてしまうことがある。特に建物の外観が地域の伝統や文化に合わない色を選んでしまうと、地元コミュニティからの反発にもつながるので要注意。 地域の規制や景観をよく観察しよう。

・外壁が不均一に仕上げられ、色のムラが目立った

業者選びに失敗するとトラブルに発展する。値段ばかりを重視して業者選びをすると失敗しやすいので要注意。近隣からの口コミも参考にし、ホームメーカーの公式塗料を使っている業者を選んだほうがいい。

外壁の色は長期間にわたり建物の印象を左右するので、慎重な検討が必要です。ときには専門家の助言を受け、その色にあうデザインのアドバイスをもらったうえで適切な塗装技術を確保しましょう。

4.まとめ

家の外壁の色選びは、建物の外観において大きな役割を果たします。自分や家族が好きな色を基準に選んでも良いですが、気候条件に合わせた色を選び、エネルギー効率を最適化しましょう。また、建物のスタイルやデザインとの調和を図り、地域社会との調和を保つのも重要です。その上で汚れやメンテナンスの手間も考慮し、汚れにくい塗料を選んだほうが後のメンテナンスコストも節約できます。

外壁の色は建物の個性を強調するのにも重要です。今回紹介した色選びのポイントを重視し、理想的な外観を実現しましょう。